チキン南蛮は揚げ物

昨日の話で恐縮だが、夕飯にチキン南蛮を作ってもらって食べた。

妻曰く「関東のチキン南蛮は甘くない（妻は西の出身）。物足りない」ってことで作ってくれた。西の人の甘いチキン南蛮好きは東村アキコさんの『健一レジェンド』でタルタルに練乳を入れる、っていうトンデモエピソードで知識としては知っていたけれど、間近にすると日本の中でも文化の違いがあるんだなぁと実感させられる。
昨日のチキン南蛮は、甘めの汁に浸かった唐揚げに酸っぱめのタルタルでなんだコレ！ってくらい美味しかった。

ありがたいことに妻は豪快な質で揚げ物を厭わない。
コロッケやメンチカツ、天ぷらと結構な頻度で揚げ物を作ってくれる。その点、僕は揚げ物を作るのが苦手だ。一人暮らしのとき、怖いからってタネを遠くから投げ入れたらキッチンを燃やしかけた。家庭家の教科書でやっては駄目と書いてあったけど、あれは本当だった。もう二度と投げ入れない、なんだったら揚げ物も二度としないと心に誓った。
そんな誓いを持つ身としては、揚げ物できる人の度胸には単純に凄いなぁと思う。そして、やってくれるし、やらなくてもいいかなと思う。
揚げ物からの開放。ありがたい。食べることに専念したい。